アイルランドにはセント・パトリックス・デーというお祭りがあります。
毎年3月17日、キリスト教を広めた聖パトリックをたたえて、緑色の服を身につけ、緑色のビールを飲み、パレードをして盛大にお祝いをします。日本ではなじみが薄いかもしれませんが、このお祭りはアイルランド発の「緑色のイベント」として、世界的な広がりを見せています。
実は日本でも、3月17日に全国各地でフェスティバルやパレードが催されています。緑色のフードやドリンクを提供するレストランやパブもあります。楽しいことはなんでも柔軟に取り入れるお国柄ですので、セント・パトリックス・デーも近いうちにハロウィン並みの大イベントに発展するかもしれません。
このお祭りの期間、アイルランドでは、川も街も人もとにかくなんでも緑色になります。
日本で緑といえばお茶! 3月17日は、抹茶をいれたお菓子や食べ物、抹茶ビール、急須でいれた緑茶で、セント・パトリックス・デーを祝ってみてはいかがでしょうか。
そこで、そんなお祝いにぴったりな「抹茶ビール」の作り方を紹介します。
抹茶ビールのレシピ
【1】水20mlに対して抹茶2gの割合で、抹茶を点てておきます。茶筅を使って点てるのが一般的ですが、抹茶ミニシェイカー(写真)のようにシャカシャカと振るだけで簡単に抹茶ができる便利な商品もあります。
【2】グラスに冷えたビールを注ぎます。
【3】グラスの縁からそーっと抹茶を注いでいきます。
【4】かき混ぜなくてOK! きれいな緑色のビールになります。
抹茶の青々とした香りと、IPAのような苦味が引き立つ喉ごしで、大変おいしくいただけますよ。写真のように仮装して、家族や仲間と、春の夜をハッピーに盛り上げましょう!
(写真協力・株式会社 吉村)