全国茶業連合青年団とは、全国13地区の各茶産地および茶消費地の茶業に携わる若者で構成された連合組織であり、東京茶業青年団もその一員です。
毎年1月に各団持ち回りの主催で通常総会を行いますが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、初めて、オンライン会議ツール「Zoom」を使った会議となりました。今回はその様子をお伝えします。
令和3年1月23日、全国茶業連合青年団通常総会は、静岡県茶業青年団の主催で行われました。当日は、東京茶業青年団の役員3名がZoomにて参加しました。
今回の総会で決定したことのひとつは、全国茶業連合青年団のメイン事業である「全国茶審査技術競技大会」を今年は開催しないということでした。全国のお茶を一斉に見るという機会がなかなかないので、この大会は我々団員にとって、勉強ができる大切な場です。昨年も開催されなかったので、これで2年続けて中止となってしまいました。
選手が集まって行う大会の代わりに「リモート競技大会」ができないかという案が出ました。限られた会議時間内に決定まではいかなかったのですが、今後も話し合いを進めながら方向性を模索していき、全国の青年団員のお茶を見る力を上げていきたいと思っております。
皆で集まって会議室で行うのとは勝手が違うオンラインでの会議となりましたが、13時から16時までしっかりと話し合うことができました。ただ、個々にお会いしてのお話やご挨拶ができない寂しさを感じました。
まだまだコロナ禍のなか色々と生活の制限がありますが、今できることを考えて、お茶を見る力をつけ、皆様にアドバイスできるように今後も団の活動を通じて勉強していきます。どうぞよろしくお願いいたします。
新型コロナが一刻も早く収束し、来年は福岡にて「全国茶審査技術競技大会」が盛大に開催されることを、心より願っております。
東京茶業青年団団長・堀口修男