2018年2月25日、気温6℃の寒空ではありましたが、くもり・低温・無風とマラソンには良いコンディションの中、東京マラソンがスタートしました。今年は、東京オリンピックを想定した運営が注目を集めていたそうです。
人形町にある茶ノ木神社は、2014年から公益社団法人日本茶業中央会、特定非営利活動法人日本茶インストラクター協会と共に、「お茶の木さま」にちなんで、温かい日本茶の呈茶を行っています。ホットなお茶のおもてなしは、カラダを温めるだけでなくホットな応援に花を添え、回を重ねる毎に人気の応援スポットになりました。
茶ノ木神社の世話人会と親しい地元の茶商さんが、抹茶をブレンドしまろやかに仕上げた静岡茶を奉納し、東京マラソンにて振る舞います。茶ノ木神社テントでは、世話人会と日本茶インストラクタースタッフが丁寧に元気な接茶をしていました。鮮やかな緑色のお茶は、寒さを吹き飛ばすパワーを秘めるかのように、ランナーへの声援を盛り上げていました。日本人だけでなく海外からの来訪者も多く、海外の方にも大変喜ばれていたようです。ランナーが通過する2時間弱の間に、700杯を越えるお茶が振る舞われました。
また、東京都茶協同組合の鈴木理事がランナーにエントリーしたというニュースを小耳にはさんだ組合の方々もマラソンの応援に集まっていました。鈴木理事は、青のユニホームに身を包み、軽快な足取りで茶ノ木神社スポットに到着し、「お茶の木さまの一杯」を美味しそうに飲み干し、再び軽やかに走り出しました。お茶パワーでフル充電したので、きっと好タイムで完走したことと思います(^O^) カラダが冷え切ってしまったランナーにも、あたたかいお茶はとても好評で、後半にはランナーにも応援の一杯となりました。
東京マラソン大会でも、たくさんの方々のカラダとココロを温める「一杯の日本茶」に出会うことができました。