寒い日が続いていますが、暦では既に春になっています。そうです……、立春です!
こんな寒いのに、どこが春なんだっと突っ込みたくなりますよね。
そんな寒い夜は家路を急ぎ、自宅でお酒でも飲みながら、マッタリしたい気分になります!
ちょっとその前に、せっかくですので、立春とお茶の関係を少しお話ししましょう。
「夏も近づく八十八夜…♪」という茶摘みの歌は、誰もが子供のころ歌った記憶があるかと思いますが、歌詞の中での「八十八夜」は雑節のひとつで、立春を起算日(第1日目)として、88日目(立春の87日後の日)にあたります。
2014年は、5月2日が八十八夜になります。
実際には、茶産地の温暖差によって茶摘みの時期は異なります。しかし、茶摘みの最盛期である八十八夜に摘む新茶は、縁起を担ぐという意味合いと気候条件を含め、香り、味、水色が、とても素晴らしい逸品です。
さて、本題の「ホッと」な緑茶割りに、話題を移しましょう。
焼酎の「ホット」と言うと、お湯に梅干しが定番ですが、我々お茶屋が推奨するのは、急須から淹れた緑茶、すなわち「ホッと」な緑茶割りです。
「ホッと」な緑茶割り 材料(一人分)
・焼酎(麦、蕎麦、芋、お好みで)
・深蒸し煎茶5g程を急須に入れる
・熱湯
作り方
焼酎4に対して、温かい緑茶6の割合で。
割り方は、お好みで楽しんでくださいね。
さてさて、お酒のアテには、「茶殻のおひたし」など、いかがでしょうか?
茶殻のおひたし 材料
・急須に残った茶殻
・すりごま
・ちりめんじゃこ
作り方
茶殻を小鉢に移し
スリごまをまぶして
そばつゆをお好みで掛けて
最後にじゃこをふりかけて完成です。
栄養満点、美味しいですよ!
「ホッと」な緑茶割り以外にも、「ホッと」なほうじ茶割りも美味しいですので、ぜひお試しあれ。