2019年9月7日(土)、静岡茶市場で開催された全国茶業連合青年団主催の「第66回 全国茶審査技術競技大会」へ、東京からも青年団員10名で参加してきました。
審査技術競技大会とは、以下の4つの審査により茶の種類や品質を精査し、得点を争うものです。
第一審査
拝見茶碗の茶葉にお湯を入れ、香り、味、葉の形などから、茶の品種を答えるもの。茶葉には、「やぶきた」「さえみどり」などの品種があります。
第二審査
盆に茶葉を出し、香りや重さなどから、一番茶、二番茶、三番茶のどれなのかを判別します。
第三審査
盆に茶葉を出し、香りや茶葉の特性等から、10の産地をそれぞれ答えます。
第四審査
茶を急須で抽出して飲み、その味や香り等から、産地を答えます。
団体戦と個人戦
競技には、全国各地の青年団と競う団体戦の部と、参加者100名以上が個々に競う個人戦の部があります。ある一定の点数を取ると、全国茶業連合青年団が認定する段位(初段〜10段)を取得することができます。
成績
我々東京の青年団も、今回の茶審査技術競技大会に向けて練習を重ね、意気揚々と挑みました。
本番と練習会では照明の明るさが違い、茶葉の印象がかなり違って見えましたが、団体戦では13団体中4位、個人戦でも鈴木敬済(栗原園)が7位、高橋淳一郎(清風園)が10位と、優秀な成績を収めることが出来ました。
来年の大会は、京都で開催されます。今年以上の成績が残せるよう、レベルアップし挑みたいと思っています。
東京茶業青年団団長・堀口修男