2017年11月19日、東京茶業会館にて「第67回東京都茶審査技術競技大会」が開催されました。優勝者には、理事長賞として理事長杯(特大の優勝トロフィー)が授与されます。
競技は、第一審査5点、第二審査20点の合計25点満点で争われました。
第一審査は、荒茶の外観を見て摘採期を解答するという難易度の高い競技ですが、高得点の方が多くいました。
第二審査は、茶歌舞伎や茶香服(ちゃかふく)と呼ばれる産地の飲み当てです。狭山茶、本山茶、宇治茶、八女茶、宮崎茶の5種類のお茶が出題されました。ランダムに煎出液が配られ、一回飲むごとに産地を解答していきます。
微妙な味と香りの違いを見極めるのに技術と経験が必要な競技にもかかわらず、初出場の方も大変健闘されていました。
結果は、団体戦優勝は豊島支部、個人戦優勝は加藤伸之さんが飾りました。加藤さんは前回大会に続き連覇を果たしました。
競技大会の後、君野理事長による茶の生産や仕上、合組に関するミニ講義が行われました。
当組合の組合員やご家族、従業員の方でしたら、年齢制限なくどなたでもご参加いただける大会です。参加資格のある方はぜひとも出場ください。今大会の初出場者は3名でした。