2018年9月9日(日)、大阪の新阪急ホテルで「第65回全国茶審査技術競技大会」が開催され、東京茶業青年団は選手10名が昇段を第一目標に、個人・団体戦での好成績を目指し、臨みました。
「競技開始」
全国大会の雰囲気にのまれないよう、一つ一つの出題茶を確かめ回答していきます。
品種別(第一審査)、茶期別鑑定(第二審査)と非常に難しい出題で、序盤から大接戦となっていました。
第一審査で品種茶を審査する筆者
茶歌舞伎(第四審査)では、張りつめた空気と色の見え方、水の違いが練習で練磨したはずの感覚を鈍らせます。
「正解答の発表です」
会場内に響くどよめきに一喜一憂しながら競技は進みました。
終了と同時に解放される緊張感。誤答した部分を悔い、順次発表される最終成績を確認します。
団体戦は4位。3位入賞にあと数点の惜しい結果でした。思うような得点の出ない大会でしたが、見事初出場で茶審査技術二段位を獲得された加藤亜希子さん(福本園)、おめでとうございます。
最後に、練習会からお手伝い頂いた、OBの皆様、青年団員の皆様ありがとうございました。
(杉並支部 清風園・高橋淳一郎)