平成30年11月25日、「第68回東京都茶審査技術競技大会」(理事長杯争奪戦)が、東京茶業会館8階ホールにて行われました。年に一回、組合員である都内の茶小売業、卸売業の事業主や社員の方々が選手として参加し、茶の審査技術を競い合います。
煎出液服用による生産地鑑別(茶歌舞伎)が、競技として行われました。「狭山煎茶」「川根煎茶」「宇治煎茶」「八女煎茶」「鹿児島煎茶」の5種類のお茶がランダムに出され、その香りや味、色などから、どこの生産地のものかを判別します。
この大会は来年9月に静岡県で行われる全国大会(第66回全国茶審査技術競技大会)の選手選考も兼ねていますので、会場にはピリッとした緊張感が漂います。
大変難しい課題茶でしたが、高得点者が続出して僅差の勝負となりました。結果は、以下のとおりでした。
- 優勝者 大澤一貴(浅草支部・大佐和老舗)
- 新芽賞 村松良祐(中野支部・山下園)
※新芽賞とは、全国大会非段位者のなかでの最高得点者です。
優勝者の大澤氏には、君野信太郎理事長よりビッグサイズのトロフィーが授与されました。
高得点を取られた皆様は、日ごろの鍛錬の成果が出たことと思います。運営に携わったスタッフの皆様、お疲れ様でした。
この理事長杯争奪戦は大変歴史ある大会です。毎年11月に開催されますので、組合員、従業員、ご家族の方々はお気軽にご参加ください。