このたび、東京都茶協同組合の若手である青年団メンバーによる海外活動の一環として、フランス・パリのパリ日本文化会館にて、日本茶ワークショップが開催されました。


ワークショップの様子
本企画は東京都茶協同組合の後援のもと、繁田園代表の繁田穣氏を講師に迎え、「Le sencha ― Découverte du thé vert japonais」(煎茶の魅力を知る)をテーマに実施されました。
また当日は、青年団の活動をサポートする形で、団員である株式会社老舗大佐和の大澤一貴氏もアシスタントとして同行し、現地での運営や参加者対応を行いました。青年団メンバーとともに、日本茶の魅力を海外へ直接伝える機会となりました。

煎茶の違いを体験するワークショップ
ワークショップでは、浅蒸し・普通蒸し・深蒸しといった蒸し度合いの異なる煎茶を取り上げ、それぞれの淹れ方や水色(すいしょく:抽出したたお茶の色)、香り、味わいの違いについて解説が行われました。
参加者の皆様には実際に急須を使い、ご自身で煎茶を淹れる体験にも挑戦していただきました。フランスでは急須を使う機会が少ないため、初めて急須に触れる方も多く、皆様が真剣な表情でお茶を淹れる姿がとても印象的でした。

予約開始と同時に満席の大反響
今回のワークショップは各回6名✕3回のセッションで開催されましたが、予約開始と同時に全回満席となりました。
さらに追加チケットの問い合わせも寄せられるなど、開催前から大きな反響をいただくイベントとなりました。

パリで感じた日本茶への高い関心
参加されたフランスの方々とお話しすると、
・玄米茶を日常的に飲んでいる
・ほうじ茶を自宅で楽しんでいる
という声も多く聞かれ、日本茶がパリの暮らしの中に少しずつ浸透していることを実感しました。
また、蒸し度合いによる味わいの違いについても多くの質問が寄せられ、参加者の皆様の日本茶に対する知識と関心の高さを強く感じる機会となりました。
現地の売り場調査
ワークショップ終了後には、日本茶の普及状況を確認するため、現地のスーパーマーケットや有名百貨店の売り場調査も行いました。

調査の結果、日本茶専用の棚や販売ブースが設けられている店舗もあり、煎茶だけでなく玄米茶やほうじ茶など、複数種類の日本茶が販売されている様子を確認することができました。

現地市場の調査でも見えた日本茶の広がり
現地の売り場からも、日本茶がパリの消費者に少しずつ受け入れられ、存在感を高めていることを実感しました。
海外で広がる日本茶の可能性
今回のワークショップは、東京都茶協同組合の後援、そして パリ日本文化会館 のご協力のもと、青年団メンバーを中心とした若手の活動として開催され、大きな反響を得る機会となりました。
パリの皆様からの温かい反応、そして現地市場の状況を通じて、日本茶の魅力が国境を越えて広がる可能性を改めて実感しています。
東京都茶協同組合では今後も、青年団を中心とした若手世代の活動を通じて、日本茶文化の魅力を国内外へ発信してまいります 🍵