今回の記事では「レストラン1899お茶の水」料理長直伝のお茶を使ったオリジナルレシピをご紹介します。
そろそろ寒さも本格的になるホリデーシーズン、クリスマスや年末年始のパーティーにもいかがでしょうか?
「茶殻チーズディップソース」と「ほうじ茶パンナコッタ」という2つのレシピです。
茶殻チーズディップソース
材料
- 茶殻:40g
- 上白糖:5g
- 濃い口しょうゆ:2g
- 味噌:5g
- 料理酒:適量(茶殻を炒めるときに焦がさないため)
- マスカルポーネチーズ:10g(クリームチーズでもよい)
- はちみつ:1g(チーズと甘味の割合は10:1)
茶殻
ある程度まとまったら冷凍しておく
水分が残っていると痛みやすく、解凍した時に水っぽくなるので
しっかりと水を切ってから冷凍するとよい
茶殻は、煎茶を2~3煎淹れた後のものを使用する
作り方
1. 鍋を火にかけ茶殻を入れて炒める
焦げる手前で酒を加える
2.砂糖、味噌、醤油を順番に加える
(佃煮と同じ材料なので、濃さはお好みで)
3.マスカルポーネチーズにはちみつを加える
(チーズと甘味の割合は10:1)
4.2と3の材料を合わせる
お茶にもチーズにもしっかり味をつけて、2つを合わせるというイメージで
使い方
ディップ:生野菜につけて、クラッカーに乗せて
華やかなパーティー料理のわき役に活躍しそうです
料理(野菜、肉、魚)にもちょい足しで味のアクセントになります
ほうじ茶パンナコッタ
材料
- ほうじ茶:10g
- 豆乳:120g(牛乳でもよい)
- 練乳:40g
- 生クリーム:40g
- 板ゼラチン:5g(粉ゼラチンでもよい)
準備
板ゼラチンは水に浸してやわらかくなったら、取り出し水を切っておく。粉ゼラチン5gの場合は表示の分量の水で戻す
作り方
1.鍋に豆乳と練乳を入れ火にかける。焦げないようによく混ぜる(練乳に甘味があるので焦げやすい)
2.沸騰したら弱火にして、ほうじ茶を入れ1分経ったら火を止める(お好みで1分半までOK、煮詰めすぎると固くなる)
3.火を止めたら、生クリームを入れよく混ぜ、少し温度を下げてから、水分をよく切ったゼラチンを入れ、溶けるまでよく混ぜる(80℃以上だとゼラチンが固まりにくいので、必ず火を止めて少し冷ます)
4.ザルにペーパーをひいて、3の液を濾す(ザルだけだと細かい茶葉が残り口当たりがざらざらする)
5.粗熱が取れたら、好みの器に流し入れ冷蔵庫で冷やし固める
食べ方
ガラスの器に入れて、生クリームやフルーツなどを添えてデザートに
口当たりもよく食べやすいので、どの年齢層にも喜ばれるスイーツです
※茶の葉を緑茶や紅茶に変えてのアレンジも可能です
レシピ提供:レストラン1899お茶の水
記事協力:二宮斉子