待ちに待った「新茶」の季節が近づいてきました!
我々お茶屋も、そわそわする時期です。
新茶になる茶葉は、まだ茶畑……。今年はどんな個性のお茶に育つのでしょう。
今年も早いもので、長かった冬を終えました。
春を待ち続けながら冬の間休眠していた茶の樹たちが、やっと深い眠りから覚め、新しい芽を吹く新茶の季節です。
いよいよ5月2日は、八十八夜。
お茶屋さんの店頭に、ぼちぼち鹿児島産新茶が並びはじめます。
屋久島新茶
4月10日には、「屋久島新茶」が入荷しました。
ユネスコ世界自然遺産に登録された「屋久島」という豊かな自然の中で作られた新茶……。
品種「さえみどり」。水色は冴えのある緑色。爽やかな上品な香り。
大走り新茶
静岡新茶も、そろそろです!
「大走り新茶」は、極初期に厳選された茶園から摘み取った小さく細かい芽だけで作られた煎茶です。
生産量は極僅かで、貴重なお茶です。旨味成分が多く、コクがあり濃い味わい。新芽の香りが立ちのぼる最高級茶です。
4月10日撮影(静岡県島田 湯日地区)
4月14日撮影(静岡県島田 湯日地区)
静岡県の畑の茶芽も徐々に伸び、わくわくしてきました!
この調子でいけば、あと1週間ほどで刈取りがはじまります。
今年も美味しい新茶を期待しています。皆さんもぜひ、この時期の新茶をお試しください。