明日の茶業を担う若手従事者(生産~販売)が茶の鑑別能力を競う「全国茶審査技術競技大会」が全国茶業連合青年団の主催で毎年開催されます。2011年は東京茶業青年団の設営となり、他県の皆さまをお迎えするための準備と練習を徹底的に行いました。
過去の「全国茶審査技術競技大会」のレポートは、こちらから »
練習の目的は、「出場選手が試験に慣れるような練習」という側面もありますが、それ以上に「大会をスムースに遂行するための運営側の練習」という意味合いが大きいのです。そのため、練習に参加した組合員は、全員真剣そのもの。本番さながらの緊張感で、練習が進行していきます。
もちろん出場予定選手達も、お茶と向き合う表情はとてもストイック。視覚嗅覚味覚を総動員して、お茶をチェックしていきます。
解答のチェックにも余念がありません。
審査用の茶葉は、本番と同じようにきちんと記号をつけて管理されています。
さらに拝見茶碗などの道具も、本番同様準備されています。
採点も本番同様に。気が引き締まりますね。
こうした練習をふまえ、無事に2011年度の「全国茶審査技術競技大会」が開催されました。本番の様子をお伝えするレポートは、2011年11月前半に公開予定です。ご期待ください。