新型コロナウイルス感染症拡大防止を気にかけながらの新しい生活が続く中、季節は移り変わり本格的な夏がやってきます。
暑い季節はひんやり水出し茶を楽しみつつ、美味しいお茶請けも準備したいものですね。
そこで、今回の記事では、目にも涼しい手づくりお菓子「お茶の錦玉羹」をご紹介します。
前回の「新茶プリン」に引き続き、にのみやせいこさんに教えていただきました。
日本茶インストラクターのにのみやせいこさんは、ル・コルドンブルーロンドン校で洋菓子、ホームメイド・クッキングで和菓子作りを学ばれました。ワールドマーマレードアワード2018(英国)で最高金賞を受賞し、2020年のワールドマーマレードアワードでは最終審査員を務めています。
にのみやさんが執筆した「世界でいちばんおいしいコンフィチュールの作り方」の詳細は、こちらからどうぞ。
https://ninosconfiture.com/book/
では最初に、「お茶の錦玉羹」の材料からチェックしていきましょう。
材料(4人分)
粉寒天……2g
グラニュー糖……75g
水……20g
水あめ……20g
白あん……150g
茶殻……2g
飾り用お茶の葉……適宜
それでは、作り方です。
作り方
1)鍋に水と粉寒天をいれて沸騰させ、1分ほど煮立たせます。
2)1にグラニュー糖を加え、ブクブク泡立つくらい沸騰させて溶かします。
3)火を止め、2に水あめを加えます。
4)白あんに茶殻を混ぜ、3の寒天液を半分いれよく混ぜ合わせます。
5)水で濡らした容器の半分の深さまで、4をいれ冷やし固めます(容器は、豆腐やプリンなどの空き容器でOK!)。
6)固まったところに飾り用のお茶の葉をのせ、3の残った半分の寒天液を流し入れます。
7)冷めて固まったら、容器から取り出して、できあがり。
今回はお茶の葉をはさんでみましたが、軽くゆでた枝豆や絹さやなど緑の野菜でも代用できます。
型に敷いたクッキングペーパーに寒天液だけを流しいれ、茶巾絞りのように絞って冷やし固めれば、白あんがなくてもおいしくできます。
暑い日は、ひんやりお茶の錦玉羹とおいしい冷茶で、涼しく過ごしましょう!
冷茶をつくる時は、ぜひとも東京都茶協同組合の加盟店にて、茶葉をお買い求めください♪