今年は桜の開花がとても早かったように、お茶の発育も例年より早くなりました。
そしてそろそろ、静岡県や鹿児島県などのお茶産地から、新茶のお茶摘みの便りが聞こえてきました。
東京都茶協同組合員の私達もお茶産地にでかけ、お茶畑で新芽の伸び具合を確かめたり、産地の問屋さんで新茶の味を審査したりしながら、新茶の出来具合を話し合ったりしています。
また、産地へ出向くことができない場合には、産地問屋さんからの新茶見本の味を審査したり、メールや電話で意見交換を行ったりしています。
今年も美味しい新茶をお客様にお届けできるように、張り切って仕事をしております。
以前、ある有名プロ野球選手のインタビューで、「シーズン開幕日にはお参りに行き、鯛等のおめでたい物を食べて、球場に行きます。開幕日は選手にとっては、お正月ですから」とお話されていました。
私達もお茶産地から新茶の便りが届くと、今年はどんな美味しいお茶ができるのかと、ワクワクドキドキしています。
新茶が出回るこの時季は、私達お茶屋にとって「お茶のお正月」です。