有名な「茶摘み」の歌にもあるように、夏も近づく八十八夜、4月と5月は新茶がやってくる季節です。
2018年の八十八夜は5月2日、各茶産地から「新茶の初取引」と「生育状況」の便りが届きましたので、お知らせしていきましょう。
静岡茶市場、今年の新茶初取引は?
まずは、静岡新聞より、今年の新茶初取引セレモニーの日程が決まったニュースを引用します。2018年は4月18日が初取引とのこと、皆さんのご自宅にフレッシュな新茶が届くのもまもなくです!
同様に、鹿児島では初取引が4月5日、福岡県の八女では、初取引が4月16日に決まっています。
JA遠州中央生育状況について(平成30年4月6日現在)
つづいて、静岡県から茶畑の生育状況が写真付きレポートで届きましたので、地区別にご紹介します。
写真は昨年度のものが左側、今年度のものが右側で、生育状況を比較できるようにしてあります。
磐田地区
【品種】おおいわせ 本年摘採予想 4月12日 【昨年対比】8日早い
豊田地区
【品種】おおいわせ 本年摘採予想 4月8日 【昨年対比】10日早い
袋井三川地区
【品種】やぶきた 本年摘採予想 4月22日 【昨年対比】10日早い
森地区
【品種】やぶきた 本年摘採予想日 4月20日 【昨年対比】10日早い
天竜只来地区
【品種】やぶきた 本年摘採予想 5月1日頃
生育概要
気象状況も順調で、生育も新芽にストレスなく順調に推移しております。
平坦地については、7日から10日程度、山間地については2日程度早い摘採予想となりそうです。昨年の生育が遅めに推移した分、非常に早い生育状況ですが、平年と比べ5日程度早めの作況です。
このまま順調に気象が推移し、香り、味、水色ともにすばらしい内容のお茶が生産されることを期待しております。