4月中旬になり、暖かい南の方の産地から「新茶」が届きはじめます。
当組合公認店の店頭にも「新茶」が並びはじめ、「お茶のお正月」が始まりました。
この時期、我々東京のお茶屋は茶の産地に出向き、新茶を摘む少し前に「お茶畑」を見に行く事もあります。
ということで今回は、新茶期の茶畑のお話です。
私が4月10日に様子を見に行ったお茶畑は、静岡県の山間部と大きな川沿いの平地です。山間部のお茶畑の近くには、満開の桜の木がありました。
遠くからお茶畑を望むと、少し明るい緑色に見えます。
近づいていくと、お茶の新芽が1〜2cmぐらいに伸びているのがわかります。この様子だと、あと1〜2週間で新茶の摘み取りが始まりそうです。
次に向かったのは、川沿いの平地のお茶畑。
少し離れたところに桜の木がありましたが、既に葉桜のように見えました。 桜の木を見れば「新茶」がわかる、という訳ではありませんが、お茶畑は明るい 緑色でした。
近づいてみると、新芽が2〜3cm伸びていて、1週間以内に新茶の摘み取りが始まりそうです。
4月初旬に鹿児島県から始まる「新茶シーズン」は5月下旬の関東・新潟まで続きます。
「お茶のお正月」は1ヶ月以上もありますので、皆さんぜひ楽しんでくださいね。