2013年11月17日の日曜日に、東京茶業青年団主催の第63回茶審査技術競技大会が開かれました。参加者は、青年団団員、組合員、ご家族、従業員の皆さんです。
この大会では、優勝者に理事長賞が贈られます。理事長杯と呼ばれています。
来年京都府で開催される「全国茶審査技術競技大会」の選手選考にも関係するので、青年団団員は真剣な目で参加しています。
いままでは個人戦で争いましたが、今年からは組合支部対抗の団体戦が新設されました。
競技は2種類行われました。
ひとつめの競技内容は、20点の荒茶が用意され、それぞれを一番茶、二番茶、三番茶にわける、というものです。通常は5点の荒茶を仕分ける競技ですが、4倍の20点の荒茶を仕分けるという、非常に難易度の高い競技になっています。
ふたつめは、本山茶(静岡県)、土山茶(滋賀県)、宇治茶(京都府)、大和茶(奈良県)、鹿児島茶(鹿児島県)の、お店で千円程度で販売されているお煎茶を飲み、どの産地のお茶かを当てる競技です。
本山茶、土山茶、宇治茶、大和茶、鹿児島茶全てが、普通蒸し煎茶です。余り濃く入れませんし、飲める量も僅かですので、お茶の特徴を掴むのが難しいのです。真剣な競技が行われ、入賞者が決まりました。
以下に、入賞の結果を挙げておきます。みなさま本当にお疲れさまでした!
優勝者 理事長杯 加藤伸之(福本園/文京支部)
二位 総務部長賞 君野玄一郎(お茶の君野園/下谷支部)
三位 調査部長賞 赤井健吾 (赤井茶店/練馬支部)
四位 市川正之 (市川園/江東支部)
五位 高橋淳一郎 (清風園/杉並支部)
六位 響屋真由 (お茶の君野園/下谷支部)
七位 神田沙樹 (お茶の君野園/下谷支部)
八位 堀口修男 (若素園/品川支部)
九位 河野俊弘 (香乃園茶舗/世田谷支部)
十位 小原宜義 (大山園/板橋支部)
萌芽賞(新人賞) 響屋真由
団体戦優勝 練馬支部
二位 板橋支部
三位 世田谷支部