平成から令和の架け橋となる十連休は、お祝いムードが高まっていました。
そんななか、今年も5月2日の八十八夜には、日本茶業中央会、東京都茶協同組合、日本茶インストラクター協会、人形町一丁目町会の連携行事「茶ノ木神社 献茶式・献茶祭」が行われました。
新茶期の定番となった献茶式ですが、令和元年!記念すべき令和はじめてサプライズ企画で盛り上がっていました。
神社の茶樹は、4月24日にお茶摘みがされました。神社のお茶の葉だけではちょっと少ないので、狭山のお茶の葉と合わせて香りのよいおいしい「神社新茶」になり、献茶奉納されました。式典ご参列のお客様は、「神社新茶」の旬香を堪能していらっしゃいました。
もうひとつのサプライズは、お囃子です。町会の皆さんで結成された茶ノ木神社囃子は、威勢のよいその姿と魅力的な音色で献茶式に華を添えていました。
日本茶インストラクター協会東京都支部の日本茶インストラクター、日本茶アドバイザーの皆さんが、朝から設営の準備を整えていましたが、無常にも空は暗く激しく雨が降ってきてしまいました。令和はじめの献茶式は、雨天となってしまいましたが、お囃子は雨の音に負けず賑やかに響きわたっていました。お囃子は、献茶式に欠かせなくなりそうです。
茶樹は、昨年のカイガラムシ害ですっかり樹高が低くなってしまいましたが、駆除後は順調に生育し、これからも夏にむけてぐんぐん伸びそうです。来年には、フッサフサになりお茶の葉もどっさり摘めそうです。「神社新茶」の大量生産も夢じゃないかもしれません😃 今から来年が楽しみです。
式典後は小雨になり、献茶祭では日本茶インストラクター、日本茶アドバイザーの皆さんが鹿児島県と静岡県の新茶をおいしく振る舞っていました。「日本茶ミニ講座」も予約待ちが出るほどの人気でした。その頃になると、空はすっかり明るくなり、いつしか陽が差し込んできていました。
雨降って地固まる🙌 平成から令和へ。日本茶のこれからに期待が高まりそうです!新茶もいろいろ出揃いました。皆さん、おいしい新茶を召し上がってください。