本年も5月2日の「八十八夜」の日には日本茶業中央会、東京都茶協同組合、日本茶インストラクター協会、人形町一丁目町会の皆さんの協力のもと、人形町「茶ノ木神社」ではにぎやかに「献茶式・献茶祭」が開催されました。
農林水産省の他、お茶の関係団体をはじめ、たくさんのお客様に囲まれ、新茶が奉納されました。神社のまわりには、まっすぐに伸びた新芽がおだやかな五月の陽光に照らされていました。
神社前の広場では、利休傘を広げたいっぷく茶屋がつくられ、献茶祭を盛り立てます。
今春は、朝晩の冷え込みが続き、新茶の出回りも遅れてしまいましたが、鹿児島県から摘みたての新茶が届き、日本茶インストラクターの皆さんが、美味しいおもてなしをしました。
日本茶インストラクターによる「日本茶ミニ講座」は、参加費無料で新茶をより美味しくするコツを教えてもらえるということで、3か所の講座テーブルは大人気で、お客様はとても熱心に日本茶インストラクターの話を聞いていらっしゃいました。
また、NHK首都圏ニュースが取材に訪れ、お客様をはじめ、茶ノ木神社世話人会、日本茶インストラクターを熱心に取材されていました。新茶ミニ講座を受講された様子は首都圏ニュースでも紹介され、「八十八夜」はすてきな新茶PRの日になりました。
これから各地茶処の新茶が届くシーズンです。ぜひ、皆さんも旬の香味を楽しんでください。