今回の記事では、東京ではなかなか味わう機会の無い福井県の銘菓をご紹介しましょう。
職場やご家庭で、ぜひお茶請けとして試してみてください。
雪がわら
厳選した上質の昆布をカリカリに焼いて、幾重にもお砂糖をまぶし、乾燥させたお菓子です。
まるで屋根に積った雪のようで、北陸福井の冬の風情を表しています。白砂糖の上品な甘さと、昆布のほのかな磯の香りと塩味が口の中に広がります。お煎茶はもちろん、お抹茶にもとても合うお菓子です。
福井をはじめ北陸地方は、江戸時代から北前船での海運で北海道から昆布が大量に運ばれ、西日本地域への加工供給地として栄えました。
福井の「水ようかん」
夏の冷菓子のイメージがある水ようかん。
福井では水ようかんを「冬」に食べる風習があります。冬になると県内の多くの和菓子屋さんが、そのお店独自の水ようかんを作っています。一般的な水ようかんに比べると柔らかく、黒糖のコクと餡のやさしい甘さが醸しだすのどごしの良さが特徴です。
福井ではこたつに入りながら、1箱ペロリと食べてしまう方も多いそうです。黒糖の代わりに三温糖を使用しているお店もあります。食べ比べてしてみるのも楽しいですね。
まだまだ寒く空気が乾燥しているこの時期に、温かいお部屋でお気に入りのお茶と手作り「水ようかん」をお楽しみください。
黒ねじ
お米、きな粉、はったい粉を使用した生地を黒糖で包んだお菓子です。
ちょっと歯ごたえのある食感でおいいしです。
青ねじ
きな粉を使用したお菓子です。「黒ねじ」に比べて柔らかい食感です。
「黒ねじ」「青ねじ」ともにお茶うけにぴったりです。
これらのお菓子は、ふくい南青山291にて購入しました。