日本気象協会の記事によると東京都内でのスギ花粉の飛散は2018年2月14日(水)より始まり、1ヶ月ほど経過していますが、読者の皆様はいかがお過ごしでしょうか。花粉症対策は、万全ですか?
今回ご紹介する「べにふうき」は、花粉症などのアレルギー症状にお悩みの方に、とてもお勧めのお茶なのです。
「べにふうき」というのは茶葉の品種で、漢字では「紅富貴」と書きます。
鹿児島県の独立行政法人農業技術研究機構 野菜茶業研究所で育成され、1995年に品種登録されました。
もともと日本の「べにほまれ」と「枕Cd86」を交配して作られた紅茶用の茶葉で、緑茶として飲むにはやや渋味が強いという特徴を持っています。
独立行政法人農業技術研究機構 野菜茶業研究所などで、アレルギー予防食品開発のための基礎研究が行われ、「べにふうき」の抗アレルギー作用を検定されました。
すると、「べにふうき」に含まれる渋味成分=カテキンの一種エピガロカテキン-3-0-(3-0メチル)ガレート(EGCG3″Me)(通称メチル化カテキン)が、花粉症やアトピーなどのいわゆる「アレルギー症状」に対する改善効果を持つことが分かりました。
「べにふうき」に含まれている「メチル化カテキン」が花粉アレルギー特有の、くしゃみ鼻づまりなどを抑制するのです。実験の結果、くしゃみ鼻づまりを良くする薬を飲む回数が減ったという報告もあります。一回だけではなく、飲み続けるのが良いでしょう。
「べにふうき」は薬では無く、安心安全な健康志向の緑茶です。ティーバッグや粉末茶を扱っている組合認定店がありますので、お近くの店を検索して、ぜひご相談ください。