2017年年9月9日(土)、第64回全国茶審査技術競技大会が、江東区東陽のホテルイースト21東京にて開催されました。
この大会は6年ぶりに東京茶業青年団が設営団となり、半年以上の期間をかけて準備をしてきました。
当日は、組合役員、青年団OB、業者の方々、日本茶インストラクター等、茶業界総出で大会運営にご協力いただきました。
大会長には東京茶業青年団副団長の林泰正氏が抜擢され、実行委員長、競技委員長、財務委員長、採点長、記録長を、東京茶業青年団団員が担当しました。
この大会は、全国12か所・地域より予選を勝ち抜いた代表選手120名が、乾物、浸出液、煎出液等で茶を審査し、鑑別技術の優劣を競うものです。東京茶業青年団からは、9名が参加しました。
開会式では、個人戦の部優勝経験者である鈴木敬済氏が選手宣誓を行いました。
競技が始まると、会場全体に一気に緊張感がみなぎりました。選手たちは黙々と目の前のお茶に対峙していきます。その真剣なまなざしに、この競技会にかける思いを垣間見ることができました。
東京茶業青年団は、団体戦の部ではふるいませんでしたが、個人戦の部では鈴木敬済氏が第三位となり、河野俊弘氏が茶審査技術二段位を認定されました。
実力を発揮できた方はおめでとうございます。残念な成績だった方は、来年大阪で行われる「第65回全国茶審査技術競技大会」に向け、ますます茶審査技術を磨いてください。そして、運営に携わったスタッフの方々、一日大変お疲れ様でした。