2014年3月21日

SL写真の下敷きから学ぶ「日本茶の製造工程」

写真:SL(蒸気機関車)の下敷き

先日、東日本大震災からの復興を願い、岩手から東京まで SL(蒸気機関車)が走りました。私は、テレビ番組にて、都内を走るSLを見ました。

東北の復興を願わずにはいられませんが、SLを見て、思い出した事があります。

30年以上前に、静岡県茶商工業協同組合が制作した、SLがお茶畑の中を走る写真の下敷きです。

それは1970年頃、私も確か小6か中1だったと思いますが、八王子から高崎まで走る 八高線の「東飯能駅」に、SLの写真を撮りに行った事があります。当時は、狭山のお茶畑から貨物を運ぶ現役のSLが見られたのです。

お話が少しそれましたが、この下敷きの裏面では、畑でとれたお茶の葉がどのような過程を経て皆さんのご家庭に届くかを、短い文章でわかりやすく説明されています。

写真:SL(蒸気機関車)の下敷き裏面

この下敷きをもとに、お茶のできる過程をお話いたしましょう。

荒茶製造工程

(1)蒸し

摘み取ったお茶の葉を蒸します。蒸し時間により、お茶の味が違ってきます。

(2)粗揉

熱風で揉みながら、水分量が3分の2くらいになるまで、乾燥させます。

(3)揉捻

お茶の葉に力を加え、水分の均一をはかりながら揉みます。

写真:揉捻機

(4)中揉

お茶の葉を再び熱で揉みながら乾かします。

写真:中揉機

(5)精揉

お茶の葉に熱と茶を加え、形を整えながら乾かします。

写真:精揉機

(6)乾燥

お茶の葉の水分量が5%くらいになるまでに乾かします。

ここまでが、荒茶の製造工程です。このままでは皆さまのご家庭にお届けする製品にはなりませんので、このあと仕上げ過程に入ります。

仕上茶製造工程

(1)総合仕上げ機

荒茶は形が大小さまざまな状態で混じりあっているので、ふるい分け・切断・木茎(もっけい)分離・風撰して、きれいに形を整えます。

(2)火入れ

お茶を更に乾燥させると同時に、お茶独特の香りを作りだします。

(3)合組

美味しいお茶を作るために 合組(ブレンド)を行います。

(4)箱詰め

合組されたお茶を計量し、お茶箱に詰めます。

(5)輸送

トラック便や鉄道便で、消費地のお茶屋さんに届けます。

(6)販売

お茶屋さんで袋や缶に詰めて店頭に並べます。

以上、30年以上前のSL下敷きをもとに、お茶のお話をしました。

現在とかなり違うところもありますが、今も昔も、「美味しいお茶を皆さんにお届けする」という点には変わりありません。

機会がありましたら、日本茶を飲みながら、SLに乗ってみてはいかがですか。

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