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このところ、「抹茶」を使用したお菓子に人気が集まっています。スーパーやコンビニのお菓子の棚を見ると、ソフトクリーム、ロールケーキ、チョコレートなどの緑色のパッケージを見かけますね。
しかし、抹茶を点ててお飲みになったり、茶の湯に親しんだりする機会は、なかなか少ないのではないでしょうか。そこで今回は、ご家庭で気軽に抹茶を楽しむ方法をご紹介しましょう。
まずはじめに、抹茶のお話を少し。
茶畑で新芽が伸び始める頃からおよそ20日間、藁や葦簀(よしず)で茶畑を覆うことで、ふくよかな香と味、鮮やかな緑色を生みだします。葉を手積みしてすぐに蒸し、揉まずに乾燥させて、石臼で挽いた物が抹茶です。
京都府の宇治市が有名な産地ですが、愛知県の西尾市も多くの抹茶を作っています。
さて、煎茶や玉露は「淹れる/入れる」と言いますが、抹茶は「点てる(たてる)」と言います。それでは、抹茶を点ててみましょう。
1人前2グラム
抹茶茶碗または口の広い茶碗。今回はスープカップを使用しました。
しゃかしゃかとお茶を点てる、竹でできた道具です。これだけは必ずご用意ください。初心者は八十本、数穂など、数が少ない方が使いやすいでしょう。
ダマになった抹茶をふるう時に使います。
1)茶碗にお湯を入れ、茶筅を温め、穂先を柔らかくします。
2)抹茶の量は、1人前2グラムです。人数分用意します。ダマがある場合は、茶漉しで漉します。
3)茶碗のお湯を捨て、抹茶がつかないように、水分を拭きとります。
4)茶碗に抹茶を入れ、お湯は1人前60CC、お湯の温度は70度位です。
5)お湯を入れたら、茶筅で混ぜます。茶筅を回すのでは無く、手首を使い前後に動かします。
6)細かい泡が全体に立ちましたら、静かに茶筅を上げると出来上がり。
お茶請けには、主菓子(上品な生菓子)が一般的ですが、みつ豆プリンやマカロンも合います。
テレビに出ていたベルギーのチョコパティシエは、チョコレートを勧めていましたので、試してみるのも面白いかもしれません!