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私たち東京都茶協同組合では、様々な人に向けて日本茶の伝統と魅力を伝える活動を行っています。その一環として、小学生を対象にした「食育授業」にも取り組んでいます。このページでは、2009年3月に東京都中央区で行った、小学校5年生向けの授業の様子をお伝えします。
実際に日本茶を見ながらどのような種類があるのか、どのように作られているのかの説明を受けながら、お茶の香りをかいだり 手で触って感触を確かめたり どんな形をしているのか見たり 初めてみるお茶があったりで、子供達は興味しんしんです。
日本茶業中央会が発行している日本茶ワークブック「お茶にしようよ!」等を使用しての授業では、お茶のプロである当組合員と日本茶インストラクターによる大変わかりやすい授業を構成します。
実際の畑の写真等を使いどのようにお茶が製造され、店頭に並び各家庭に届くのか、テキスト以外にも教材を使用ながら子供達の関心をお茶の全てにわたり話してゆきます。
美味しくお茶を淹れるには約束ごとがあります。わかりやすく道具の使い方やお茶の淹れ方を指導します。 知ってしまえば簡単ですので、正しく覚えて実行してみましょう。
実習にはお湯を使用しますので、火傷等には細心の注意を払いながらお茶の淹れ方を学んでゆきます。湯ざましを使うことも初めての体験。楽しい実習です。
急須を使い自分達でお茶を淹れてみます。授業の中でどうしたら美味しく淹れられるかを学んだ後ですから、子供たちはみんな真剣です。
日本茶教室で学んだ通りに自分達で淹れたお茶の味は、一味違います。本物を体験することにより、より良い感性が磨かれて行きます。
学校教育では地元の方々とのふれあいも大切なことです。地元のお茶屋さんも協力することにより、地域密着 日頃の校外の子供達にもやさしい目で見守られます。
「食育授業」を受けた小学生の皆さんから、こんな嬉しいお礼のお便りをいただきました。