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緑茶の味わいは、旨み成分であるグルタミン酸やテアニン、苦味・渋味成分であるカフェインやカテキン、ビタミンCなどが混ざり合ってつくられています。
緑茶を飲んだときに感じるほのかな甘み(旨み)は、グルタミン酸やテアニンなどのアミノ酸によるもので、これらのアミノ酸の量は、急須で淹れた緑茶とペットボトル入り緑茶飲料では、どれぐらいの違いがあるのでしょうか。
平成14年6月に、静岡県環境衛生科学研究所では、ペットボトル入り緑茶飲料17銘柄と、100g1,000円の煎茶を使って、アミノ酸の各種類(テアニン、グルタミン、グルタミン酸、アスパラギン酸、アスパラギン、セリン、アルギニン、ギャバ)の含有量を調査しました。
ペットボトル入り緑茶飲料は、通常抽出茶の6銘柄(A)と、低温抽出茶の11銘柄(B)で調査した平均値を算出し、急須で入れた緑茶では、1煎目(1杯目)、2煎目(2杯目)、3煎目(3杯目)についてを調査したところ、
急須で淹れた緑茶は、ペットボトル入り緑茶飲料に比べて、1煎目で約5倍、2煎目でも約4倍、3煎目でも上回っていることがわかりました。
【静岡県環境衛生科学研究所 調査結果より】
【静岡県環境衛生科学研究所 調査結果より】