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利き茶~「プロの目と舌」とは?

利き茶

競技会の様子写真

「利き茶」という言葉をご存知ですか?「利き酒」のように日本茶を「利き茶」して見分ける技術のことです。

  1. 茶葉の色
  2. 茶葉の形
  3. お茶の水色
  4. お茶の香り
  5. お茶の味

を総合的に判断し、茶葉の品種や茶葉の産地、品質の善し悪しを見分けます。

プロの目とプロの舌

東京都茶協同組合に加盟するお茶専門店は、全員、お茶のプロとして「利き茶」の技術を持っています。
お客様に「美味しいお茶」をお届けするために、当然必要な技術なのです。

東京は、日本の中で一番の日本茶消費地です。
全国各地で生産された日本茶を、一番多く仕入れているのが東京です。だからこそ私たちは、美味しいお茶をお届けするために、自分の目と舌で味わい、自信を持ってお薦めできる日本茶を仕入れています。

またお店独自の味を出すために、珈琲のブレンドと同じように、異なる種類の茶葉をブレンド(合組といいます)することもあります。そのようなとき役に立つのが、この「利き茶」の技術。より良いお茶をお客様にお届けするために「プロの目と舌」をフル活用しています。

日本茶の産地・品種・採れた時期等を、自分の目と舌だけを頼りに見分けられることが、プロであることの証明です。

利き茶の大会

「利き茶」の技術・日頃の研鑽の結果を競う利き茶の大会もあります。

私たちの関連組織である東京茶業青年団では、毎年「理事長杯 茶審査技術競技会」という利き茶大会を開催しています。

そしてこの大会の成績上位者が、全国茶業連合青年団主催の「全国茶審査技術競技大会」に出場し、全国の利き茶の精鋭と競い、お茶のプロとしての技術と意識を磨いています。

競技大会の様子

競技会の様子写真02


産地はどこだ?静岡産かな?鹿児島産?品種は何だ?やぶきた?ゆたかみどり?
香り、水色、味の全てに神経を集中させています。

競技会の様子写真03


競技者に見えないところで審査用のお茶を用意します。