2019年8月24日

日本茶アドバイザー養成スクールに潜入してきました!

連日の異常な暑さに悩まされている今夏、さらに熱い日本茶スポットに潜入してきました!

日本茶インストラクター協会主催「日本茶アドバイザー養成スクール」は、規定の日数出席し修了確認テストに合格後、日本茶アドバイザー資格を取得できる通学式の講座です。東京茶業会館8Fホールが教室です。

今期は、8月3日に開校。12月の修了確認テストに向けて4日間8科目、授業と実習がプログラムされています。養成スクールの専任講師から直接指導を受けられる授業は、心地よい緊張感と親近感があります。また、科目ごとに行うグループ実習は最大の魅力になっています。養成スクール講座は、日本茶に関する基本的な知識、技能、インストラクション技術を身につけるだけでなく、お茶の仲間をつくることができます。そんな人気の日本茶スポットの様子をお伝えします。

オリエンテーションでは、奥富校長がご挨拶。5ヵ月のスクール通学についてユーモアを交えて説明し、日本茶らしい和やかな雰囲気でスタートしました。

写真:校長挨拶

1時限目の講座は、「茶の歴史」。遥かなる5000年の歴史は、つかみにくいものですが地図や写真、貴重な現物を交えながらの解説はとても整理されています。日本茶の歩みが、茶を取り巻く情勢を背景に、技術と嗜好との関わりと共に理解することができました。

歴史の実習は「文人が好んだ釜炒り茶」。文人がなぜ釜炒り茶を好むようになったのか日本への伝承を学びながら、急須の使い方、お茶の淹れ方を体験します。ちょっとお疲れ気味の受講生の顔が一気に活気づき、教室はひときわにぎわっていました。

写真:実習の様子

 

3時限目は、「茶の化学・淹れ方」。午後の混沌とするお疲れタイムに「化学」の講義は、受講生のはじめての試練になりそうですが、講義の合間に実験を取り込むなど居眠り防止の工夫がありました。

化学の実習は「湯温を変えてお茶を淹れる」。お茶を3タイプの湯温で淹れ比較検討する実習です。家庭でやりそうでやらない湯温とお茶の味の飲み比べは、目からうろこの体験だったようで、とても盛り上がっていました。

写真:実習の様子

1日の学習プログラムは、ボリュームがありますが、日本茶の魅力をいろいろな角度から学ぶことができ、楽しく学ぶ素敵なスポットでした。何よりも受講生たちの日本茶への熱意を間近に感じることができうれしくなりました。

何百人、何千人に一度に伝わることではありませんが、ひとつずつ丁寧に日本茶のおいしさや楽しさを伝える活動の大切さも感じました。

小さなことを丁寧に……。日本らしくて、日本茶らしくて、素敵だなーと思いました。

写真:用意された資料

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