2013年7月13日

お茶は生鮮食品なのです!

新茶の季節も終わり、蒸し暑い夏が始まりました。

新茶のいただきものをして、まだ飲みきっていないお茶などはどのように保存されていますでしょうか?

重なる時は飲み切らないほどの量のお茶をいただき、そのまま保存されている方も多いのかと思います。

お茶は乾燥しているので、保存に気を使わなくてもと思っていらっしゃる方も多いかと思いますが、結構デリケートな食品なのです。ですからあえて「お茶は生鮮食品」と言わせていただきました。

今回は、お茶の保存方法について、お話いたします。

お茶を保存するために心がけてほしい五つの要件は、「温度」「湿度」「紫外線」「空気(酸素)」「移り香り」です。

まず、茶産地では、どのような所に年間の商品を保存しておくのでしょうか?

産地では、1年間品質を高度に維持しいつでも最良の状態にお茶を保存するため、冷蔵庫・冷凍庫を使用しています。

温度、湿度、紫外線、酸素、香りを管理した冷蔵庫
(電気は必要時以外は点灯していません)

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品質により温度設定等は差があります。

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特に、これから夏に向かっては気温や湿度も高くなっているので、予備室等に庫内から搬出したお茶を置き、外気とお茶の温度差をなくすため1日〜2日程置いてから作業に取り掛かります。

冷凍食品の解凍のように庫内のお茶を急に外気の暑い所に出すと、袋の外側に結露が起きてしまいます。封をすぐ開けてしまうとお茶に湿気を与えてしまい、品質の低下を起こす可能性を予防するための作業です。

では、家庭ではどのようにしてお茶を保存したら、最初の状態をより長く維持して美味しいお茶を飲むことが出来るのでしょうか?

お茶は100gや200g程度の、2週間〜2ヶ月以内で消費できる量を、小分け包装してある方が鮮度が落ちにくいのです。200gより100g×2本の方が品質の低下は少ないですが、使い勝手を考慮して購入しましょう。

頻繁に使うお茶は食卓等に置かれている事が多いかと思いますが、なるべく涼しく暗いところに置いておきましょう。

また、茶筒等にいれて保存する時は、お茶の量にあわせた大きさの茶筒に入れていただいたほうがいいのです(茶筒内の酸素を少なくするため)。

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開封した茶袋のまま保存するときは、袋の空気を抜いてクリップ等で封をしてください。

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お茶は香りを吸収する性質が強いので、冷蔵庫等で保存するときは庫内の香りが移らないよう注意をしてください。

開封済みの新茶で暑くなったため秋口までそのまま保存しておくと、涼しくなってお茶を飲もうとしたときに、味、香り、水色等が低下してしまうことがあります。

そんな時は冷蔵庫を利用するのもよろしいかと思います。次にご紹介する「冷蔵庫で保存する時の注意」を忘れずにどうぞ!

未開封のお茶をすぐに使用しない時は、冷蔵庫・冷凍庫に保存していただくと品質の低下を長期に渡り維持できます。ここで注意をしていただきたいのが、冷蔵庫・冷凍庫で保存しておいたお茶を開封する時の段取りです。

冷蔵庫から出してすぐに開封しないように、気を付けてください。必ず常温(室温)に戻してから開封するようにすると、よいでしょう。

なにはともかくお早めにお飲みいただくのが、美味しいお茶を飲む工夫かもしれませんね。

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